HTML入門

今回は、Webサイト制作に必要な言語であるHTMLについて記事を書きます!

・Webサイトの仕組み
・HTMLとは?
・なぜHTMLを使うの?
・HTMLはどうやって書くの?
・HTMLはどうやって実行するの?

Webサイト閲覧の仕組み

HTMLの説明の前に、全体像であるWebサイトの仕組みについて説明したいと思います!

私たちがGoogle検索やYoutubeを閲覧するときには、どのような仕組みで動いてるのでしょうか?

Webサイトの閲覧では、閲覧者サーバで成り立ってます。

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閲覧者は私たちのことですね。


サーバとは、サービスを提供する役割があるコンピュータのことです。
特に、Webサイトを提供するサーバのことをWebサーバと呼びます^_^

閲覧者はブラウザというソフトウェアを使って、Google検索やYoutubeを閲覧します^_^

この時、ブラウザを使って、見たいサイトにアクセスすると、サーバに向かって「サービスを要求する通信」が発生します。
(サービスを要求する通信のことをリクエスト通信と言います。)

対して、サーバは要求があったサービスをブラウザに返します。
(サービスを提供する通信をレスポンス通信と言います。)

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このときに、サーバがブラウザにWebサイトを返す場合、HTMLファイル送られます。
HTMLファイルはテキストファイルであり、中身はHTML言語が記載されてます^_^


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HTMLファイルを受信したブラウザはそのHTMLファイルの内容を表示させます。

HTMLとは?

先ほどの、全体像を確認してみましょう!

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サーバがブラウザにWebサイトを返す際に、送られたHTMLファイルの中身にHTML言語が記載されてました。

つまり、HTMLはWebサイト(Webページ)を作るのに必要となる言語なのです!
HTML言語は、Webサイトの構造・文章について記述します
このように、各文章に対する構造や見た目など指定する言語をマークアップ言語と呼びます。

なぜWebサイトを作るのにHTMLを利用するのか?

HTMLの正式名称は、Hyper Text Markup Languageといい、
ハイパーテキストを記述する際に使用する言語として開発されました。

ハイパーテキストとは、Webサイト(Webページ)間で相互に関連付ける仕組みのことです。

インターネットには、莫大な量のWebサイトが散らばってます。

その中で、Webサイトには、別サイトにアクセスできるURLリンクが貼られてます。

このURLリンクをたどっていくことで、インターネット上に散らばった、
Webサイトを相互に関連付けることができます。

このURLリンクのことをハイパーリンクと呼びます。

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HTMLはどうやって書くの?


HTMLはタグと呼ばれるもので構成されてます。


タグとは、見出し、段落、画像の表示、他のサイトへのリンクなど
Webサイトの文章に意味を持たせるために指定する印のことです。

タグは、< と > で囲みます。

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意味を持たせたいテキストに対して、開始タグ終了タグで囲みます。

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実際にサンプルのHTMLプログラムを見てみましょう。

<html>
    <head>
        <meta charset=”UTF-8”>
        <title>タイトル</title>
    </head>
    <body>
        <h1>見出し</h1>
        <p>段落<p>
        <a href=”http://aaaa.com/index.html”>リンク</a>
    </body>
</html>

例えば、<h1>~</h1>は見出しを意味するタグです。
<p>~</p>は段落を意味するタグです。

このようにHTMLはタグで構成されてます。

HTMLはどうやって実行するのか?

HTMLは、C言語Java言語のようなコンパイルは必要ございません。
(コンパイルとは、プログラミング言語で記述したファイルコンピュータが読み取り可能なファイルに変換することです。)

さらに、HTMLファイルは、単なるテキストファイルとして作られてます。

ですので、メモ帳やさくらエディタなどテキストエディタを開いて、HTMLを記述します。
例えば、下記の内容をテキストエディタに記述してみましょう!

<html>
    <head>
        <meta charset=”UTF-8”>
        <title>Hello</title>
    </head>
    <body>
        <h1>My Home Page</h1>
        <p>welcome!!<p>
        <a href=https://www.google.com>Google Link</a>
    </body>
</html>

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そのあと、記述したテキストファイルを●●●.htmlとして保存します。
今回はinde.htmlという名前で保存します。

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そして、作成したindex.htmlをブラウザで開きましょう!
(右クリックで「プログラムで開く」 > GoogleChromeMicrosoft Edgeなどブラウザを選択しましょう。あるいは、index.htmlのアイコンをダブルクリックしてみましょう^^)

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すると、以下のようにHTMLで記述した内容がブラウザに反映されます^_^

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Google Linkをクリックすると、Google検索ページに飛ぶようになってます^^✨

おそらく、HTMLファイル内に日本語を記述して、ブラウザに反映させると、
日本語ではなく、変な文字が表示されるかと思います💦
(これを文字化けと言います。)

この対処についてはまた別記事で教えます!✨

このようにHTMLファイル自体は非常にシンプルな作りになってるのですね~(^^♪